私自身の実感でもあるが
良いアイデアは都合よく出るものではない
ひとまず、質にこだわらず、つまらないと思うアイデアでも
たくさん出していると、その中にいいものが混ざっていたりすることがよくある。
アイデアのハードルを下げて、とにかくたくさん、
量にこだわってみることが大切である。
さらに
良いひらめきで、自信をもって送り出した作品も
反応がイマイチで、箸にも棒にもかからず
たいしたアイデアでもない作品が思わず良い評価をいただいたり、売れたり
自作というものは、なんとも客観的に評価できないものでもあるし
世間の価値と一致するものでもない。
手塚治虫、司馬遼太郎、バッハ、エジソン、葛飾北斎、ダヴィンチ、天才というわれる多くのクリエイターが多作であること。
満足のいく質を追い求めて作品をつくってゆく態度というものは大切であるが、それによって作品の数が少なくなってしまうのは問題だ。
アイデアは量にこだわる。
良い作品を生み出す最も近道は、大量の良くないアイデアを出すことに意識を向けることだ。