物事に深い関心を持つ、というのは
とても大切なことだ
何かに対して心を注ぐ、というのは
無理にでもしなければいけないことだ
何かを好きになるには
細かな魅力を分かろうとすることであり
ほっといてもできることではない
好きなことを夢中になってできるというのは
継続的に練習し、体得した磨かれた能力なのだ
繰り返すが
好きなことを夢中でやる
それはほっといてできることではない
深く関心を持つ訓練をした結果、身につけた能力なのである
関心を持つ力
このトレーニングをサボった人は、ものを深く好きになれない、愛せない
自分は何が好きなのだろうか、ということがわからなくなる
細かな魅力を分かろうとしないから 、夢中になれるものを育てない
自分からは動かず、好きなものが向こうからやってくると思っている
あるいは自動的に自分の中から立ち上がってくるものと思っている
深い関心を持つトレーニングをサボり続ける
気がつけば、
何事も中途半端になってしまっていることだろう
自分は何が好きで、どんな人間かもわからない
自信がなく、悩んでばかりいるようになるだろう
自分からは何もしないということが癖になっているので
周り(親や、恋人や、会社)に期待するようになり
期待通りにいかないと不満を口にするようになるだろう
やたら肩書やキャリアを気にするようになり
相手に依存し、会社に寄生しようとする
自分のこだわりをなくし、世間のご機嫌を伺い
自分が何がしたいかより、何が求められているかばかりに気をとられる
好きなものを語れる仲間がいないため、やたら孤独を恐れることになる
相性が良いとか悪いとか、向いてる向いてないとかで
物事を即決し、転職や離別を繰り返し
何も身につけることもなく、いつも不安と焦りに苛まれる
転職サイトや婚活サイトを徘徊することとなる
深い関心を持ち、物事に心を注ぐという訓練をサボってはいけない
物事を深く愛し、細かな魅力を分かろうとせねばならない
そうすれば、微妙な違いがわかってくる
こだわりが生まれ、専門の道が開かれる
そのことを語り出せば夢中になって
その人にしかできないような表現が生まれる
この文章を読んで、自分に当てはまると気づかれた人は
今から始めると良い、もう手遅れと言う事は無い